捨印とは?
2009年06月26日 10:38
皆さんもお聞きになったことはあるかと思いますが、
その意味を正確に理解されているでしょうか?
「捨印」とは、書面を作成成する場合に、記載の誤りを
訂正する際の「訂正印」の押印に代えて、当該書面の
欄外に押印することを言います。
簡単に言えば、「あらかじめ押す訂正印」といった感じですかね。
これにより文書全体について、包括的に訂正することが可能に
なります。
ということは、捨印を押印した書面を相手方に提出するという行為は、
その相手方が書面を自由に訂正する事を、あらかじめ認めたという行為に
なるわけです。
となれば・・・
例えば、契約書などにおいて、容易に捨印を押すという行為は、
極論を言えば、契約書の内容をも自由に変えることを許容する
行為にもなってしまうというわけです。怖いですよね・・・
たいていの場合、万が一簡単な誤記や誤字脱字があった場合の為にと
いうことで、あらかじめ捨印の押印を求められるケースが多いのですが、
本来そういったケースでは、その場で誤りのあった部分にのみ訂正印を
押し、訂正するというのが一般的であり、正しい方法です。
しかし、大手企業などでは、一般顧客(消費者)との契約の際などに
平気で契約書に捨印を求めてくるケースがあります。
(もちろん、万が一誤りがあった場合の為にという名目でですが・・・)
これは、自社のリスクヘッジにはなるものの、これまでお話してきた
「捨印」の意味合いを考えると、消費者側にとっては非常にリスクを
伴う行為です。
こういったことが慣習化していることが、「捨印」に対する認識を
薄れさせているんだろうなと思います。
というわけで・・・
皆さんも「捨印」は、簡単に押さないで下さいね。
P.S スタッフブログが再開しました!また覗いてやって下さいね。
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